あたしはこの作者、日渡早紀さんのデビュー作からのファンで、この作品の前までは全てしっかり読み、コミックスまでも持っていたのに、なぜかこの作品だけは読まなかった。
なんでだろう?
あたしが小学生のころは「火星人に遭遇!」とか「わたしがみたUFOー衝撃の真実!!」みたいな番組が少なくとも月イチで特番が組まれていた。
あとは個人的に魔術やら謎の大陸アトランティスとかそういった「本当にあったかもしれない」系にはまったり。
なので一時期旺文社から出ている雑誌『ムー』も買ったりしたな。多分5年生くらいのとき。
SFとかも大好きで、自分にもしも超能力があるかも、なんて思ってトランプの裏をじっと見つめて「透視力」を高める努力もしていたり(笑)。
日々、頭の中で妄想を爆走していた。
って、だいたいこれ、普通だよね?
誰もが通る道なのでは??
なので、どうして本当に「ぼく地球」を読まなかったのかが謎なんだけれど……40歳過ぎて読んだ今の感想としては
面白くなくはないけれど、はまらない。
ということ。
当時読んでいたら絶対にはまっている要素ばりばりなのに。
なので社会現象にまでなってしまった前世探しにはまった若者(笑)の気持ちがよくわかる。
でも今は現実に対峙してしまっているから「そんな夢物語的なことには心動かされません」みたいになってしまったのだろうか。
もしそうだったら、かな〜り哀しい……。
自分の想像力はかなり低下して、爆走しなくなっているのだろうか……。
がーん。
対する獅子丸を見ていると、かなり想像力が豊かで頭の中でいろんなことが構築されている様子。
ABCヲタクの獅子丸は、ABCキャラを手にとっては「かもーん、A、レッツゴー」とABCキャラを擬人化させて遊んでいる。
いいぞ、いいぞ、そのままで行ってくれ。
想像力がないと、つまらないぞー。
もっともっとふくらまして、爆走させてくれ。
思えば子育てだって、想像力がないと辛いもんね。
おーしこうなったら、昔取った杵柄ではないけれど、想像力をよみがえらして(苦笑)駆使して獅子丸が驚くような遊びを考えようではないかっ。
というわけじゃないけれど、ちょこっと妄想を爆走させていた自分の過去を振り返り始めている今日この頃。
ランキングに参加しています。
ワンクリック、お願いしますね。
0 件のコメント:
コメントを投稿