2010/02/27

ドカ雪で初すべり

どうやら記録的な大雪だったらしいニューヨーク。

そうなのかな〜。
記憶的にはそんなにこの冬は雪降っている感じしないし、2003年とかのほうがすごかったような記憶があるんだけれど。

と思ったら、20インチくらい積もっているらしく、センチに換算したら50センチちょい。
あら、これはかなりきているかも!

さっそく朝、獅子丸と一緒に目の前の公園にでかけると、うん、確かに積もっている!
さくっとみても30センチは積もっているよ。
ちび助獅子丸の膝上くらいまで積もっております(推定身長100センチ前後)。
あたしの"弁慶の泣き所”までもらくに積もっていたしな。

うーし、さっそくソリやるぜ。

今までソリなんぞやらしたことなんてなかった。

だって雪なんて数回しか降らないし、降っても積もらない場合もあるし、何よりもソリの置き場所がない。

と思っていたんだけれど「獅子丸なんて小さいから、別に他のものでも平気だよ」と言われ。

あ、やっぱり?
そう思っていたんだよね。

ということで、収納コンテナの蓋をソリの代わりにして滑らせることに決定!

でも傾斜が足りないのか、それとも雪がまだふわふわだからか、滑らない。


こんな感じで遊ばれました。

「お母さん、クリスマスツリーを作ったよ!」とな。


と、午前中はこれにて退散。
横殴りの雪もきつかったし。

ところが午後に入ったら太陽がひょっこり顔を出し始めた。
うし、もう一度チャレンジだ。

したら、ちゃんとしたソリをもった子どもたちが楽しそうに滑っている。

うん、これは大丈夫かも。
雪がぎゅっと固まっているはず。

それまではもってきた大きめのスーパーボールを雪の中に埋めてみたり(これが単純だけど面白かった)、雪団子作ったり。

子どもたちも帰ったので、さっそくコンテナ蓋ソリーをやってみた。

す、
滑りましたよ、奥さん!

でもやっぱり傾斜が足りなくって途中で止まったり。
それでも獅子丸は楽しそう。
最後には横になってごろごろ転がったりして。
↑これが一番楽しかったらしい。

おーい……。

予報では土日も雪のようだけれど、今年最後(であろう)雪を堪能せんとね〜。

あー、こんなんだったら、もっとちゃんとしたスノウブーツを買ってあげるんだった。
やはり15ドルの安物、ダメでした。凍みまくり。



来年はこいつを買ってあげるよ、獅子丸。

すまんね。

そして、
つ、い、に、キミもティンバーデビューか……。











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2010/02/22

ABCヲタク

獅子丸はなんでかしらないけれど、ABCヲタク。

気がつけば、多分もう1年以上前から何だけれど、今日はAがいい、Cがいい、Yなの、Wはどこ? と、日によって気に入るキャラクターがまったく違う。

どこでどうなっているのかわからないけれど、獅子丸的に「萌え〜」なキャラがその都度あるらしい。

なので我が家には

・ABCの絵本が2冊(図書館へ行っても借りる)
・木のパズルが一つ(本当はもっと欲しいらしい)
・木でできて裏が磁石でくっつくやつが1セット(他の音が出るやつも欲しいらしい)、
・日本へ帰国する人からもらった100均ショップで売っているらしい、ウレタンのような素材でできているABCパズル。
・お風呂で遊べる、これまたウレタン系のABC

などなどがある。

多分、オモチャ屋へ行けば、ブロック系のやつとか欲しがるかも。
あと、ABCのシールとか、とにかく「またあ?」というくらい、ABCものを欲しがる。

今通っている学校でも木のABCパズルがあって、好きに遊んでいいと言われるとそれで遊んでいるらしく、先生からも「彼の一番好きなオモチャだよ」と言われた。

おーい、獅子丸。
アルファベットのどこにそんなに惹かれるのおおおお?

2008年のクリスマスにレゴ・デュプロの基本セットを買ってあげたんだけれど、それでABCを作ってくれと言われまして……

やはり……

でも数が足りないからLまでいってお終い(ま、80ピースもないですから)。

できれば26文字しっかり作ってみたい!
という気持ちもあたしの中にできてきて(笑)、去年のクリスマスにまた買い足したけれど、やっぱり作りきれず(これまた80ピース以下でして)。

と思っていたら、近所に住んでいる友だちから「うちもお下がりでもらって、子どもたちが遊ばないからあげる」とかなりな量を譲り受けた。

これで多分400ピースくらいにはなったはず。

ということで、さっそく作りましたがな。


















いや〜、やっぱりMとかNとかWとか幅とるから美しくない(笑)。
高さは5段で一応統一してあるのにさー、横幅も統一したいんだよ。

ちなみにこの中での獅子丸のお気に入りはD。理由は聞かないで下さい(笑)。

I、L、J、Tなんかは獅子丸が作った。
つか、それくらいはつくれー。
あとEとFも作れるようになったかな。

このアルファベットたちを並べて、なんか人形ごっこのようにして遊んでいますな(へい、かもーんA、レッツゴーほにゃらららってな感じで)。

獅子丸の頭の中はアルファベットでいっぱいなんだろうか。

なので、ニューヨークの地下鉄はアルファベットがたくさんついていて「お母さん、今日、G乗るの」とうるさい。
Gはマンハッタンは走ってねーっての。

このお話は、またの機会に。



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2010/02/21

日本国籍か、アメリカ国籍か

オリンピック、見ていますかー?
あたしゃできるかぎりーといいたいですが、さすがアメリカ。テレビで流すのはアメリカ人ばかり。って当たり前なんだけれど。

オリンピックを見ていて「もし、獅子丸がオリンピック選手になってしまったら、国籍はどうしようかな」なんて、とんでもない妄想をふくらまし始めている。

身体全身に、赤、青、白地に星をちりばめた星条旗に、後ろに堂々とでかくUSA文字入りユニ。

片や白地に赤のワンポイントが決め手で、JAPAN文字入りユニ。

オリンピック現地にて、迷惑なくらいに叫ばれる「USA! USA! USA!」の大合唱(もちろん右手拳上げつき)。

それよりも「ニッポン、チャチャチャ」


うーん……
すごーおおおおおく悩む……。

と、同じように日本人とアメリカ人のハーフの息子くんたちを持つお母さんに言ったら

「え、日本に決まってんじゃん」

とあっさり。

え、そうなの?

「だって参加選手が少なそうだから、競争率低くってぜったいに選手に選ばれそうじゃない?」

あー、確かに。
アメリカって選手層厚いからね。

「それに、ウチだったらリュージュやらせるし」

なしてリュージュ!?

そういえば、今回日系ハーフのアイスダンス・姉弟カップル、日本国籍にしたんだよね。
して正解。
アメリカのアイスダンスは競争率が激しいわ(って、フィギュア自体がだろうな)。

ウチも、やっぱり日本国籍にするか。

って、オリンピック選手になってねーっての。






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2010/02/11

『ガラスの仮面』のゆくへ

友だちから『ガラスの仮面』を借りた。

はっきりいって今回は『ガラスの仮面』を読んだことのない人には、まったく面白くない内容と思われる。

『ガラスの仮面』と言えば、まさに大河漫画。
あたしが小学生の時にスタートして、途中で何年かの休載を得てはいるけれど、30年以上もやっている、漫画至上ありえない歴史を持つ漫画。

あたしと同じ年代、つまりアラフォーな女子だったら高校時代とかクラスで誰かしら持っていて、授業中回ってきませんでしたか?(あとは『王家の紋章』もね。こっちは絵がダメでちゃんと読んだことないけれど)

いや〜もう、ほんっとうに何年ぶりってくらいに読んだけれど、しっかりストーリー覚えているし、何度読んでも面白い。
絵なんてださださ〜なんだけれど、そんなことすら忘れるくらいにストーリーにのめり込める。すごいっす。つか、進化していない絵ってのもまた違った意味ですごい。

個人的に気に入っているのはライバルである亜弓さんがマヤの敵を討つところ。17巻ですよ〜、吸血鬼カーミラのときですよ。あとは『ふたりの王女』あたりかしらん。

実は少女漫画家になりたかったあたし。
某漫画家さんのアシスタントなんかもしていたときに一緒にやっていた人が、『ふたりの王女』のときに亜弓さんを描いていた、という人だった。

当時はたしか休載だか、あまりコンスタントに連載がされていなかったときだったと思う。

「あのね、先生は顔の中しか描かないの。他はみーんなアシスタントが描くんだよ」と言っていて、確か亜弓さんを描いてもらった記憶がある。

なんと!
お偉い先生にもなればほとんど自分で描かないのかー

と思ったけれど、『キャンディ・キャンディ』を描いていた、いがらしゆみこもそうだったらしいから、べつにめずらしいことでもなんでもないのかも。

なんで休載しているんですかね〜なんて、他のアシスタントさんたちと言っていたら、どうやら美内センセイ「梅の気持ちがわからない」から続きが描けなかったそうで。

『ガラスの仮面』と言えば『紅天女』。
梅の木の精と人間との愛を語った話(だったはず)。

そらー当たり前だよっ。
誰が梅の気持ちなんぞわかるかー
誰一人たりともわかるやつなんぞおるかー

っとつっこみ入れまくりしたな、そういえば。
これ、20年近く前の話なんだけれど。

それから知らない間にちょこちょこっと雑誌に載ったり、単行本が出たりしていて、いや、43巻、読み切りました。

もーはっきりいって、がっかり。
続きでても読もうか読むまいか悩んでしまうぞー。
いや、まじで。

休載する前までは同じテンションで描かれているんだけれど(多分、オオカミ少女ジェーンくらいまでかしらん)、35巻くらいかな、絵がだんだんと「本人、描いてないよね? 顔の中身すら」というくらい違ってくる。

とくに月影先生の過去を振り返る時間があって、紅天女を作った師匠であり愛する尾崎一蓮と肌を重ね合わせるシーンがあるんですが、これがまた、あなた

レディースコミック、ですか?

つーくらい表現が、やばい。

読んでいてイタイ、かな〜りイタイ。
話も辛くなってくるのに、絵も厳しいから、本当に読み続けるのがきびしかった。
どんな事情があるのか知らないけれど、顔の中身くらいは本人描いてくださーい。
手塚治虫を見習ってくださいいいいいい。

この辺りは単行本書き下ろしなんであろうか?
雑誌の掲載されたのをまったく無視して書き下ろしちゃったりしているしね〜。
編集さん、あなたはそれでよかったのですかー???
つか、月影先生、不死身すぎ。

あとはマヤが紫のバラの人=速水さん、とわかり、さらに「ああ、あたし、速水さんのことが好きだ」と自分の気持ちに気づいてしまい、頭の中は速水さんでいっぱい。

速水さんは速水さんで、マヤのことを好きでいながら(もはや愛しているとしかいいようがないですな)、佐織さんと婚約しながらも、相手役の桜小路くんにジェラシーの炎燃やしまくり。
紫のバラの人=速水とばれていないと思っているところも、ある意味どんかーん。いい加減気づいてもいいと思うが、どうなんでしょうか。でも「マヤがオレのことを好きになるわけがない」とかたくなに思いこんでいるから仕方ないのか。
ただのジェラシストになっておりますな。
キャラ崩壊中。

亜弓さんは亜弓さんで、マヤの才能にこれまたジェラシーの嵐。
膝を床につけて(手ぬぐいなんて口で噛んでひっぱってくれたら、さらにおし)よよよよよってな感じで「にくい、にくい、あの子がにくい」なんてやっているし(後に失明するらしいので、ここで精神的昇華が望めることであろう)、なんかこちらもキャラ崩壊中。

物語を作っていく上で「キャラクターが勝手に動く」とはよく言われることで、作家本人の意志とはまったく関係なく動いちゃって、それにともなって話も変わっていくということが、よくあるらしい。

確かに「梅の気持ち」はわからなかったとは思うし、多分最初っからマヤと速水さんをくっつける予定であったとは思うけれど、今描かれていることって、最初からおおよそは考えていたストーリーなんだろうか。

やはりどこかで緊張感が切れてしまったのではないのかしらん。
宗教団体的なことをやり始めてそこで『紅天女』を上演したとかしないとかって話もあって、美内さんが満足しちゃったのかなあ。

『AKIRA』を描いていた大友克洋も途中で飽きちゃって、映画とか作ってしまって、さらに先を描くのがいやになったって話もきいたことあるし。
こちらも中断した後って話が大きくなっちゃって、最初のころのよい意味での緊張感とかなくなってしまったよね……(えらそーですが)。

どうせマヤが『紅天女』やるんだろーと思いつつ(でないと主人公の意味ないし)、どうなるのかちょいと気にはなる。
一応速水さんとの関係もね〜。

しかし。
しかし、なのだよ。

レディースコミックを読む気はまったくないので、絵柄的にはかなりきびしいなあ、と。

お願いだから、マヤと速水さんの関係は「少女まんが」やってくださいね〜(無理だろうなあ)。

それにしてもあと10年以内で完結するのかしら。




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2010/02/07

バスケットのフープリングがやってきた

2月3日は節分。
獅子丸にどうやって教えようかな、それよりも「鬼」の存在をどうしよう……なんて思っていたけれど、なんてことはなかった。

鬼の仮面はちょうど一週間前にニューヨークに遊びにやってきた友だちが「おみやげ」としてお豆とセットで持ってきてくれた(前にいただいたお正月用のしめ縄も使っていますよ〜)。

そして「鬼」については、桃太郎好きな獅子丸なので、ぜんぜんへっちゃらだった。

日本からの豆をまくのは忍びないので、近所のスーパーで買った安い白い豆をまかせたら……ええ、部屋の中が豆まみれ。

なんかとっても楽しそうにやっていた。

その様子を見て買ったのか、それとも前から買っていたのかわからないけれど、翌日、バスケットのフープリングが我が家にやってきた。

やや高めに設置したけれど、それが気に入らないのか、イスを使って入れ始めている獅子丸。
おーい……。

それでも背伸びをしないと入れられない高さなんだけれどさ。

獅子丸はボールを入れるよりも、木でできている電車を何台ネットにひっかけられるか、という遊びに夢中。

なんだっていいです、活用してくれれば(笑)。

それにしても、こういうオモチャが安く手に入ることは知っていたけれど「自分が買う」という発想はなかったなあ。
へんなの、あんなにもバスケ好きで半おっかけまでしていたのに。

そういえば、シカゴに住んでいる、やっぱり黒人とのミックスの息子さんを持っているお母さんが、裏庭にバスケットのフープが来て「ああ、アメリカに住んでいるんだ」と改めて実感した、と日記に書かれていた。

あたしもなんだかそんな感じ。

男の子だもん、フープリングがあっても当たり前。ましてやアメリカだしさ。

さて、これでバスケに目覚めて第二のマイケル・ジョーダンに……って、今はレブロンかしら?





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