なんだ、なんだ。
どうしたんだ。
「お母さんがシェアできないの……」と、クッションをぐっと抱っこして言う。
シェア、シェア?
なんの?
「ビールをぼくとシェアしてくれないなんて……」
あ、
ほ、
かーっ!
んなことできるわけないだろがーっ。
お酒を子どもの前で飲むのはどうかなーといつも思ってしまう。
でも仕方ないの。
飲みたいものは、飲みたいの。
なので「お母さんはビール飲もう」とか言って、獅子丸の目の前でぷしゅっと缶ビールを空けたりしておりまして。
もちろんその時には獅子丸にはオレンジジュースとか与えて。
でも、獅子丸は獅子丸でビールにすんごい興味があるようなんだよね。
なので、ペリエとか、しゅわしゅわ系を買ってあげたら「これ、獅子丸のビールね」なんて喜んで飲んでいたんだけれど、やっぱり本物を試してみたいらしい。
いや〜飲ましてもいいんだけれど、早すぎるっ。
あたしが初めてビールを口にしたのは小学校の2年生の時だよ。
それまで待て。
って、それも違法だよっ。
あー、獅子丸の前でビール飲むの、辞めようかな。
辞めた方がいいかな。
うーん……
しかし適度なアルコールは辞められない。
ビールを辞めて赤ワインとかにすればいいのか。
といっても飲んでいたら、やっぱり飲みたがるんだろうし。
透明なコップに入れないで、湯飲みで飲めばいいのか。
なんて、そんなことで悩んでいるあたしって……。
しかしなあ、いつも「お友だちとシェアでしょ」と言っていることが、まさかこんな時に使われるとは……
確かに使い方は間違ってはいないが、だが、しかし。
獅子丸が寝てから、よなよな飲むことにしよう。
それで解決だ。
あー、明るい太陽の下で飲みたいよー。
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