2010/04/04

野球がやりたいの

春ですな〜。
春と言えば、野球シーズンがいよいよ開始。
って、日本では3月末からやっているのか。

ウチの前の公園には野球場があって(もちろんバスケットコートもある)、そこでは毎年ハーレムに住んでいる子どもたちで形成されているリトルリーグが毎週、試合をしている。

どうやら今日、4月3日がオープニング・デイだったらしい。

気がつけば、去年にはなかったと思われるホット・ドックを売っている屋台が出ていたり。
選手の親も黒人だけでなく、ハーレムに住みだしてきた白人たちもいる。













一番前だと、こんなかぶりつきで見られるんだけれど、もうちょっと上に上がった方が見やすいかも。

写真に撮った子どもたちはまだ小さいみたいで、はっきりいってへたくそーだった。
暴投にエラーに……で5球くらい投げて5点、みたいな、そんな感じ。

それからちょっと125丁目をうろついて戻ってきたら、大きなお兄ちゃんたちになっていて、上手だった。

そのときに白人のとーちゃんがめちゃくちゃエキサイト。
どうやら子ども2人が試合をやっているらしい。
息子が凡打したら「オッケーオッケー、がっかりするんじゃないぞ、その調子でいけよー」だの、普通にプレーして相手選手をアウトにしたら「イエース! グレイトっ」と一人大声。

ビールでも飲んでいるのかーと思わせるくらいな勢い。

なんか、このノリ、知っているんですけれどー。

あー、ヤンキースファンと同じだ。

おっさんの横に座っている黒人のおじさんは(同じチームのお父さんなのか、ご近所さんなのかわかりかねる)、「へー」だの「いいね」だと相づちを打っている。

一つ上の段に座っている品のよさげな奥さんは、その黒人のおじさんに「コーヒーを買いに行きたいって言ってもダメだっていうのよ、試合をちゃんと見ろって言ってね」と野球にはまったく興味がなさそう。

獅子丸は獅子丸で、ホットドックを食べたいだの、野球をやりたいだのと言うし。

えっ、野球がやりたいの?

野球かあ……

ま、野球好きなあたしはいいけれど、まずは手始めにとーちゃんとキャッチボールだろうけれど、ぼくちゃん、野球なんてやったことなさそうだしなあ(なんてったって野球のほうが道具そろえるのにバスケよりも金かかるもんね)。

「ぼくのバットはどこ?」と叫ぶので、家に帰って新聞紙を丸めてバットとボールを作りました(笑)。

さて、彼の将来はいかに?

ちなみにリトルリーグは5歳から。
それまでハーレムに住んでいるのだろうか?

2007年にリトルリーグのワールドチャンピオンになっているのは、このリーグからだろうと思っていたら、お隣のイースト・ハーレムでした。




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