2010/07/29

おうちへ帰りたくないの

7月7日から通い始めたご近所の保育所。
通い始めた当初は、泣いて泣いて泣いて、大変だった。

親の都合で勝手に日本に連れてこられ、心許せるのがおかん1人なのに、じゃあ、あんたはこっちへ行ってね、おかんはおかんで自分の道を行くわ、と言われても、そんな簡単には納得できないよ。

日本語話せるからいいじゃない、と言われても、基本は英語だから、ストレスな日々。

生活様式は違うし、お気に入りのテレビ番組、毎日遊んでいたオモチャはないし、仲の良い友だちとも遊べず、同じ年だからって、おかんの友だちの息子と仲良く遊べと言われてもさ……。

それでも子どもの適応能力というのは、親が驚くほど早いもので、通い出して15日目、迎えに行ったら「帰りたくない」と言い出した。

預ける時間は朝の8時半から午後6時まで(といっても、実際の時間は9時からだいたい5時過ぎぐらい)。いつものように5時過ぎに迎えに行ったら「もっと遊ぶの」と一言。

獅子丸が通っている保育所のおおよそのカリキュラムはこんな感じ。

●午前中のアクティビティ(今は暑いのでもっぱらプール)
●ランチ(お肉と野菜のバランスが素晴らしい。必ず野菜系スープがついている。獅子丸は最初、何も食べないで麦茶を飲んでいたらしいけれど、最近は白米orパン、タンパク質もの、にんじんちょっとにスープの汁のみ食べるらしい)
●昼寝(だいたい2時間くらい。最初の頃は淋しくって泣いていたらしいけれど、ここ数日寝るようになった)
●スナック(甘いものだったり、おにぎりだったり。昆布がついてくるよ)
●午後のアクティビティ(リトミック、体操、英語があるようだ)

多分、以上のカリキュラムが終わるのがだいたい4時くらい前後。

その後は、テーブルに座って絵を描く、粘土する。
おままごと、プラレール、ブロック(デュプロ、普通の。学研の)チームに分かれて、好きなことをして遊ぶ時間になる。

獅子丸はほとんどと言っていいくらいにチーム・プラレール。

迎えに行くと、だいたい皆、同じもので遊んでいるよね。
ブロックが好きな子はブロックで、獅子丸のようにプラレールで遊んでいる子はプラレールで。

一度、獅子丸が大好きなYちゃんと一緒におままごとをしていたこともあったけれど(驚きだ! それも夫婦役だったみたい(笑))、基本はプラレール。

「帰らないのっ!」と、昨日は泣き出したくらい。

帰り際に先生たちから「あれ〜、獅子丸くん、いつもと逆だね」とも言われ。

その前日は「なんで迎えに来たの?」と言われたくらいなので、ようやく慣れたか。

朝はいつも気分屋で、母に対しても態度がめちゃくちゃだったけれど、今では安定して、にこにこしながら母と話しをしたりしているから、彼の中で、何かが納得したのだろう。

帰ってきて1ヶ月ちょっと。

獅子丸、やっと日本に慣れたようだ。

さて、今日からお迎えの時間は6時前ってことで。





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